市民向け講座として「今こそ知りたい!防災と整理収納」を開催いたしました。
講師は当会員で防災備蓄収納1級プランナーと整理収納アドバイザー1級資格を持つ
山田香が担当いたしました。
講座のスライドでは、2018年の胆振東部地震発生日の旭川の様子が映し出されました。
信号が止まり、スーパーも臨時休業、ガソリンスタンドは長蛇の列、
真っ暗なドラッグストアに、パンが売り切れたコンビニを見て、
あの日を鮮明に思い出しました。
災害が少ないと言われている旭川ですが、本当に安全なのでしょうか?
最近更新された防災マップを見てみると、川の氾濫による浸水予想が
前より広がっていて驚きました。
200本もの川が流れている旭川市、川で洪水が起こりうる可能性があります。
何を、どの位、どのように備えたらよいのか!?どこに収納したらよいのか!?
そんな疑問に対し、山田講師は実際の備蓄例をあげて伝えてくれました。
防災グッズはなかなか使う機会がないので、いざ使おうと思っても
使い方がわからず戸惑う事があります。
そこで、非常用トイレを実際に使う体験をしたのですが、
凝固剤を入れるとあっという間に固まって、使う時のイメージが湧きました。
講座では非常食の試食会も行われました。
アルファ米、パンの缶詰、飲むおにぎり、ビスコが目の前に並び、
封を切ることろから体験がスタート!
最初に食べたのは、噂の“飲むおにぎり”です。
中を出すと、緑色のゼリー状のものが出てきました(;'∀')
それがこちら!
↓
どうやら海苔とお米と具材が全部混ざっている模様。
ところが、食べてみると意外に美味しい!驚きです!
次は、アルファ米を水調理とお湯調理で食べ比べました。
食材は“びえいの丘めし五目ごはん”です。
水調理でもきちんと仕上がっていておいしかったです。
優しい味付けが疲れた体に丁度良いなと思いました。
パンの缶詰はパサつきもなく甘くておいしかったです。
おやつに常備しても良いかなと思いました。
そして、長期保存のビスコと普通のビスコの食べ比べは、
見た目も味も大きな違いはなかったので、子どもでも食べれそうです。
非常食は普段から食べなれたモノを用意するのが良いそうです。
「災害用」だからと言って、高いものをそろえる必要もなく、
モノによっては100円ショップでも十分使えるものがあると教えていただきました。
さっそく、身近なモノから揃えてみたいと思います。
災害はまたやってきます、
今すぐできる備えをしていきましょう!